HARIKAI!! MAGAZINE

2017年~春到来号 ~(vol.5)

【連載コラム】うちの子ハリが病気です。【第1回】

2017年04月01日 00:32 by harikai
2017年04月01日 00:32 by harikai

まずはコチラをごらんください。

うちの子ハリです。名前は「バニラ」です。生後約一月半くらい。全身にかさぶたのようなものができています。Twitterでも投稿したところたくさんの方に心配していただきました。本当に有難うございます。で、今日(3月31日)に病院に行ってきまして、色々先生にお話を聞いてみたところ、やはり、僕自身も反省すべきところがたくさんあったし、みなさんにも知っていただきたいことがありましたので、こうして、ここで書かせていただこうと思います。

まずは、この子の母親ですが、「うずめ」と言いまして、2016年6月頃、ペットショップで買ってきました。2ヶ月くらいの子でした。育ててるうちに愛着がわいて、子供を産ませたいという気持ちになりました。で、2016年10月にオスのハリネズミ「すさのお」を買ってきました。2匹は順調に育っていき、4匹の子供を2016年11月の終わりに生みました。繁殖させる気でいたものの、覚悟は部屋散歩を勝手にさせていたときに、いつの間にか身ごもって、「体重重くなったなあ」っと思っていた矢先に突然、生まれたのでした。これはびっくりです。すぐに子供が生まれたときの注意点なんかを必死に調べまして、慎重に慎重に見守った結果(結局何もしないのが一番なんですよね)無事4匹とも乳離をし、立派なハリネズミへと成長しました。本当に嬉しいものでした。

個飼いできるほどのケージが用意できなくて、6匹を4つのケージに、性別をわけつつ育てていました。たまに部屋散歩をさせて。

そんなある日、正確には2017年の2月半ば、うずめのケージに突然4匹の赤ちゃんがいました。

全く予想していなかたので、完全に焦りました。しかし、「前の四匹はなんだかんだで無事に育ったし」という思いはありました。まず思い浮かんだのは、この4匹が成長してしまうと、完全にうちではキャパオーバーになってしまうということ。すぐに里親探しをしました。この時点で、前の四匹は約3ヶ月。十分里子にだせます。本当はうちで面倒見たかったのですが、大切にしてくれそうな方にお譲りすることに。で3匹は里親さんにお渡したのでした。で、この新しい子ハリ達ですが、この子たちも順調に育ったようでした。大体1ヶ月から、1ヶ月半くらいで乳離をするということだったので、見守ること3月半ば、子どもたちは巣から出てくるようになり、水や餌に興味をもつようになりました。オスメスもわかり始め、うずめの子育ても終わった感じでした。なので、僕のかわいい子供と早いうちから触れ合って、人間に慣れさせようとしました。

そして、あくる朝、この白い「バニラ」と名付けた子が、明らかに見た目がおかしい。そして、すぐに病院へ、そして、今に至るわけです。結果、何が悪かったというわけではありませんが、獣医さんの見立てでは

「この子は弱い子でお母さんの乳を十分に飲めていないので、細菌に対する抗体が弱い」

だそうです。動物が誰でも持っている細菌に対して、免疫が弱いため、こうなってしまうのだそうでし。今、この子はうずめと二匹でケージにいれていますが、うずめはもう子育てを終えていて、乳を飲ませようとはしません。おそらく、病院通いつつ、栄養のあるものをあたえながら、この子が生まれもった免疫力を信じるしか無いそうです。繁殖させることのリスクはわかっていたつもりではありますが、こうした事態に直面するのは本当につらいです。ただ、僕に何かできたかといっても、子育て中に触ることができたわけではないですし、こうなってしまったのもはもう仕方ないです。ちゃんと面倒をみていこうと思います。前の4匹が順調すぎたのだと先生に言われました。本日の時点では、まだここまでですので、来月も、経過をここで知らせていこうと思います。

ハリネズミが可愛くて繁殖させたくなる気持ちはとてもわかります。ただ、こういうこともあるのだと、知ってほしくて、そして、こうなったときの覚悟もした上で繁殖をしていただきたいと。僕は、1回目が上手く行き過ぎて、やはり、軽く考えていたのだと思います。ただ、生まれてきた子はみんな可愛いですし、覚悟なんかしていなくても、この可愛い子が病気で苦しんでいるとなんとかしてあげたいという気持ちには自然になります。なので、この子達が生まれてきたことに対する後悔はありません。一生懸命に面倒をみよう、ということだけです。繁殖しようとしている方々の参考になればいいなと思います。それでは、次回、いいお知らせができるように願っています!!

 

これが今日の写真

体重が1週間で20グラム減りました。とにかく体重を減らさないこと。体重管理は本当に大切です。

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